銀行の最終面接に私服で突入してきた話
2021/04/26
#jobhunting
服装自由と書いてあったので私服で行ってみました

私は現在就活をやっています。4月に入り大手企業を中心に面接が本格化してきました。私は金融, IT系の企業を中心に受けており、銀行にもエントリーを出していました。

銀行の選考は無事に進んで最終面接まで行きました。ここで面接の説明を見てみると 服装: 自由 と赤文字で書いてあるではありませんか。

銀行を中心とした金融系の企業は当然ですがスーツ文化です(というか私服がデフォなのは一部IT企業だけのはず)。いくら服装自由と書いてあってもスーツ文化であることや、就活の一般的な常識からすればスーツを着て行くのが無難でしょう。しかしわざわざ赤文字で服装自由と書いてあるわけです。これは私服で行っても特に問題はないはずです。

また、新卒での就活は人生で一度しかなく、お堅いイメージの企業の最終面接に私服で行くという経験はおそらく今後の人生で経験することはないでしょう。私服で行かなければ人生で一度の機会を逃してしまうわけです。ということで私服で行ってみました。

当日の様子

私服で大手町に向かいました。あの巨大なビル群の中を平日の昼間から私服で歩いているだけで大分浮いてます。これからあの巨大なビルに私服で突入することを考えるとさすがに緊張してきました。しかしもう後戻りは出来ません。行くしかないのです。私服で。

大手町の巨大なビル群
大手町の巨大なビル群

巨大な銀行のビルに入り、指定された待機場所で待ちます。周りと見ると当然ですがスーツを着た学生しかいません。その中に私服のどう見ても学生である私が1人ポツンといます。クソ浮いてます。驚きの目を持って周りからジロジロ見られていた気がします。

そんな中で待っていると人事の人が来て、いよいよ面接の場に連れて行かれました。数分してから当然ですがスーツを着た面接官が入ってきました。

面接官の目は私服で部屋にいる私を見て明らかに動揺していました。一瞬ですが上から下まで舐めるように見られました。これは険悪な雰囲気の面接になりそうだなと予感します。

しかし面接が始まるとそうでもありませんでした。面接官は驚いてはいましたが、服装自由と書いてあるので私服でも勿論OKですという感じでした。他の面接も私服で行くことが多いのか?とは聞かれましたが、それ以外は至って普通の最終面接でした。

色々話していたらあっという間に面接は終わり、無事に良い結果も得ることが出来ました。ただし、君はうちには合わないんじゃないかという事も同時に言われました。もしスーツで行っていたらこんな事は言われなかったかもしれないです。最終決定をする前に事前に合わなさそうだということを知れたのはとても貴重でした。

個人的な意見

ここからは新卒就活を通じて感じた私の個人的な意見です。

私は現在の新卒の就活スタイルに疑問を感じています。新卒就活においてはこういう場ではこうした方が良いみたいな謎マナーや, 面接ではこう受け答えしたほうが良いみたいなお決まりテンプレ言葉がたくさんあります。それらを実践している就活生は周りを見ていると多いなと感じています。

ここで面接の本来の意義について考えてみます。私は面接とはお互いのことをよく知るための場だと思っています。そういった場で謎マナーやお決まりテンプレ言葉で自分を隠してしまうのはミスマッチに繋がって、お互いの不利益になるだけではないでしょうか。

現在の就活の常識では服装: 自由と書いてあってもスーツで行くのが望ましいと言われています。それは過去に私服で行って落とされた事例があるからそう言われているのでしょう。しかし私服で行った人は私服が良いという価値観を持って私服で行ったはずです。一方で企業は私服が良いという価値観が気に入らなかったので落としたのでしょう。これは事前にお互いのミスマッチを把握できたという意味ではむしろ良い結果ではないでしょうか?

なので服装: 自由と書いてある面接で私服が好きな人は是非私服で面接に行くべきだと思います。その結果落とされたとしてもそこは価値観が合わないので入社するべきではない企業というだけです。

企業・就活生双方がこんな感じでもっと自分をさらけ出してオープンな雰囲気で就職活動をすることが出来れば、入社後のミスマッチが減って双方幸せになるのではないでしょうか。